SINFONAIR CD-R
NEW PRODUCTIONS
on April 27, 2008
CDR-YSHD-361A/B-00
(51'55 + 77'56)
NHK Symphony Orchestra
MYUNG-WHUN CHUNG
2008.2.9 / 2008.2.15* NHK Hall, Tokyo
Airchecked from NHK-BS on 2008.4.4 / 2008.4.11* by VHS HiFi / VHS+PCM*
この演奏の放送日が米国出張の日程に入ってしまったために
PCMプロセッサーを使ったバックアップを録ることができなかった。
ビデオデッキはタイマー録音ができるので問題はなかったのだが
TVのBSチューナーは留守中電源を入れっぱなし。
ただ、PCMプロセッサーは結構な発熱があって、
何日もの間電源を入れっぱなしにすることを躊躇せざるを得なかったのだ。
従って、バックアップはもう一台の S-VHS SLV-R7/SONY によるアナログHiFiトラックのみ。
アナログHiFi音声に比べて・・映像トラックへのPCMデジタル録音の方がノイズが絡みにくいので、
最近では、BSのバックアップも・・FM同様もっぱら映像無しでPCM+HiFi で行っている。
さて、N響定期にチョンさんが登場したのだが、
ナ・ナ・・なんと!!・・20-18-16-14-12 という超特大編成の弦楽器でブルックナーを演奏したのだ。
画面の中で全員を数えた訳ではないが、コントラバスは確かに12人いた。
多分、N響定期では、前代未聞の出来事だったのかも。。
楽員ウジャウジャ状態の東京フィルハーモニー交響楽団芸術顧問を務めるチョンさんだが、
手兵を振るときには、メインの楽曲では・・多分18型(18-16-14-12-10)を常としているようだ。
そして、その贅沢な編成は、カラヤンの時代・・あのベルリン・フィルでさえ・・
終身音楽監督としてのカラヤンでしか実現できない特大編成でもあったハズだ。
NHKホールという元々デッドな響きの巨大空間に・・少しでも残響を長く漂わせるために、
オーケストラを可能な限りデカク響かそう・・と思ったのかどうか?・・・
まぁ・・そんな稚拙なお考えでN響にリクエストされたのではないことくらい分かってはいるのだが、
よくぞN響が・・20名もの弦楽奏者の増員をアクセプトしたものだ・・などと妙なところで感心したりもする。
なにせ・・若杉さんが「千人の交響曲」を振った時でさえ・・弦楽器は16型だったのだから。。
肝心のチョン&N響のブルックナーの演奏なのだが、これがまた素晴らしい出来栄えだった。
マイクで拾ったNHKホールの音は、ホンマカイナ?・・と思うほどの残響感に包まれて、
チェリさんの幻影をチラリと感じるような歌心満点のフレージングと共に、
唸り捲くる弦バスの低音に圧倒されてしまった。
しかしながら・・チョンさん、
もし・・演奏会場がサントリーホールだったらどうしただろう??・・・・・てなことを考えながら、
トンデモない弦楽編成による歴史的な名演奏ともなった定期演奏会に
何時でも時空を遡ることができる悦びに浸っている。
CDR-YSHD-362A/B-00
(48'20 + 46'30)
NHK Symphony Orchestra
MYUNG-WHUN CHUNG
2008.2.15 NHK Hall, Tokyo
Airchecked from NHK-BS on 2008.4.11 by VHS+PCM
ブルックナーでは第1ヴァイオリンを20人確保したチョンさんだが、
マーラーでは、どういう訳か・・1プルト少ない18人(第2ヴァイオリンと同数)で演奏したようだ。
それでも・・弦楽器は 18-18-16-14-12 となって、
コントラバスだけでも地方オケの第1ヴァイオリンの人数分いることになる。
いやはや・・まさにトンデモない大編成だ。
FMの生中継の時に・・なぜチョンさんがこのような大編成の弦楽器を必要としたのか・・
についての解説があったかどうかは知らないが、
BS放送では、番組冒頭にある演奏者と演奏曲目のアナウンス以外はテロップで画面上に流れるので、
そういった経緯をテロップの中にでも教えてもらえるとありがたいと思う。
ブルックナー同様に・・マーラーでも分厚い弦バスをマイクがよく捉えていて
従前に聴いたことの無いような重い音が鳴っている。
チャイコフスキーの「悲愴」をこのような弦の編成で聴いてみたい気になったのだが、
「支離滅裂」と「洗練の極み」との違いがあるにせよ・・
このような重いバスの音がほしい・・と思うような楽曲は
同じような意味合い(傾向)を持つのだと自己流勝手に納得するところでもある。
「死に絶えるように・・」とのマーラーの書き込みをどう解釈するのかは・・
要するに、その「死に方」にもよるわけだ。
「死」を裏返せば・・「人生」・・即ち「生きること」「生きたこと」に結びつく。
どう生きたか?・・・としての結果が「死」でもあるのだ。
マーラーの「第9交響曲」の最終楽章アダージォに込められた作曲者の心情を・・どのように理解したらよいのかを・・・
自分自身・・今まで・・解らないでいた。。
しかしながら、チョン&N響の発した特大編成の弦楽器の響きの中に・・
何か潜んでいるのかもしれない(?)・・・みたいなことをチラリと感じてはいる。
得体の知れない・・何か蠢くものを。。
繰り返し聴く中に・・・見えてくるのだろうか?
CDR-YSHD-363A/B-00
(39'13 + 46'39)
L'orchestre d'harmonie de la Garde Républicaine
FRANÇOIS BOULANGER
2007.11.3 Tokyo International Forum, Hall-A
Airchecked from NHK-FM on 2008.4.8 by VHS+PCM
ウィキペディアによれば、この楽団・・フランス国家憲兵隊の共和国親衛隊に所属している軍楽隊とのことだが、
歴史は古く17世紀から始まっているらしく・・
12型(12-10-8-6-4)の弦楽器も加わって・・管弦楽団としての公演も可能らしい。
東京公演では、吹奏楽の編成で演奏を行ったようだが、
弦楽器が無くても結構聴けてしまうところなど・・
さすがに国家の威信をかけた・・名手揃いの楽団のなせるワザなのだろう。
「ボレロ」の演奏など・・へたな管弦楽団よりも聴かせ上手だ。
クラシックの管弦楽曲を吹奏楽編成で演奏する場合には、
奏者(楽団)の腕前はもちろんながら・・編曲が最も重要な鍵を握る。
要するに、聴き手は管弦楽のオリジナルの音を良く知っているのだから、
絶えずリアルタイムに比較しながら聴いてしまうのだ。
オリジナルではここはこうなのに・・今聴いている音は物足りないとかなんとか?・・・・・
しかしながら、この楽団の演奏は・・そういったヤボなことを忘れさせてくれるほど「聴くこと」に没頭できるのだ。
軍楽隊・・・即ち軍隊の楽隊なのだから、
万一演奏崩壊へと至るようなトンデモないことをしでかした隊員には軍法会議でギロチン行が待っている?・・のかどうか?・・・
・・・んなぁこたぁ・・無いわな。。(笑)
そんなこんなで・・アンコールで演奏された「くまばちは飛ぶ」などは、
目の回るようなフレーズを管弦楽団の第1ヴァイオリンに相当するクラリネット軍団が
一糸乱れぬ動きで飛び回り・・聴衆の大喝采を浴びていた。
そして・・今や沖縄の代表的な歌ともなった「涙そうそう」。
フランスの軍楽隊が・・かくも歌謡チックに演奏できるのか!・・・と・・これには仰天した。
パリ・ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団
恐るべき楽隊なり!。
なお、プログラムは以下の通り。
1. 序曲「ローマの謝肉祭」作品9 ベルリオーズ作曲/デュポン編曲
2. 歌劇「トゥーランドット」セレクション プッチーニ作曲/ブーランジェ編曲
3. バレエ音楽「ダフニスとクロエ」組曲第2番 ラヴェル作曲/ブラン編曲
4. 「カルメン」組曲第1番から アラゴネーズ〜アルカラの竜騎兵〜間奏曲〜闘牛士 ビゼー作曲/デュポン編曲
5. バレエ音楽「ラ・ヴァルス」 ラヴェル作曲/ブーランジェ編曲
6. 「ボ レ ロ」 ラヴェル作曲/デュポン編曲
7. 「くまばちは飛ぶ」 リムスキー・コルサコフ作曲/ブートリー編曲
8. 「涙そうそう」 ビギン作曲/山里佐和子編曲
9. 「カリマニョール」 作曲者不詳/ブートリー編曲
フランソア・ブーランジェ指揮
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