





チャイコフスキーの定期は、プログラムビルディング自体が失敗だ。
交響曲第1番「冬の日の夢想」こそメインプロであって、
後半(メイン)にポロネーズとロメジュリだけとは何事ぞ!・・と言わねばなるまい。
チェリさんのような「ロメジュリ」ならばともかくも・・
こんなにも感情の無いセカセカしたロメジュリで終ったのでは、
アンコールで「1812年」くらい聴かせてもらわねば帰るに帰れないんじゃないか・・
などと野暮な心配をしたりもするのだ。。
それでも・・ティンパニの満身の叩き込みのお陰をもって、
なんとなく終った気がするのだから・・終り良ければ全て良し!・・ってことかも(?)。
ステージ下手に1列にズラリと並んだ8挺のコントラバスは見応えも十分。
いつものN響配置よりもマイクに飛び込むバスの音圧がグ〜ンと伸びるようだ。
金管軍団のステージ上手側へのオフセット配置も含めて、
これって・・旧レニングラード・フィルの配置そっくりでもある。
(もちろん・・オケの力量が全く異なる・・ってことは棚に上げて・・笑)
NHK音楽祭で共演した新国立劇場合唱団は、
さすがぁ!!・・と言わざるを得ない真迫の熱唱だった。
多分、常識的に安全装置(リミッター又はコンプレッサー)は入れているのだろうけれど・・
第2部冒頭マスカーニの「太陽賛歌」の盛り上がりには腰を抜かさんばかりのド迫力。
コントラバス・ソロの弱奏からのリニア感満点のダイナミクスの変化は、
手に汗握るほどの興奮を覚えてしまう。^^
「ダッタン人の踊り」でのティンパニも、ジルヴェスターでのBPhなど足元にも及ばない。
N響・・やるじゃん!!^^
今年一年分の受信料をチャラにするほどの内容充実したCD(R)完成を喜んでいる。
(以上、シンフォネアBBS No.382 より転載)