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 Review No.035  for Concert
 2007.11.20  19:00  Aichi Prefectual Art Center - Concert Hall
 Orchestra of The Aichi Prefectural University of Fine Arts and Music
                 YUZO TOYAMA
アーティスト: 愛知県立芸術大学管弦楽団 第18回定期演奏会  外山雄三指揮
演奏会場: 愛知県芸術劇場コンサートホール
プログラム前半: 武満徹作曲 弦楽オーケストラのための「死と再生」 (「黒い雨」より)
                        Takemitsu: "Death and Resurrection" for String-Orchestra
レスピーギ作曲 交響詩「ローマの噴水」
                        Respighi: "Fountain of Rome" 
プログラム後半: ベートーヴェン作曲 交響曲第3番変ホ長調 作品55 「英雄」
                        Beethoven: Symphony No.3 in E-flat, op.55  "Eroica"
アンコール曲: グリーグ作曲 「遅すぎた春」
                       Greig: "Varen/Spring" op.34

外山雄三&愛知県立芸術大学管弦楽団<11月恒例の県芸大オーケストラ演奏会の魅力>

愛知県立芸術大学管弦楽団は、客員教授の外山雄三指揮により毎年11月下旬にオーケストラ演奏会を開いてきました。今回のメインプログラムはベートーヴェンの「英雄」で「ローマの噴水」に武満徹の曲とバラエティーに富んだ曲目でした。今年で18回目を数え、私もこれまで何回か足を運び、ブラームスの交響曲第1番、第2番、フランクの交響曲、プロコフィエフの交響曲第5番、そして2006年の合唱が加わるラヴェル「ダフニスとクロエ」全曲と聴いてきました。芸術大学のオーケストラということで、各楽器を専攻する大学生が、その成果を披露するのですから、一般の大学オーケストラに比べたら技術的には上手いのは当然です。それに指揮者では日本の長老のひとりとなった外山さんが指導するため、単なる名曲プログラムとはなりません。それに、演奏会の入場券は愛知県芸術文化センターでもらえるので、無料で聴くことができるのです。



<この演奏会のプログラム決定プロセスを推測すると‥>


どのようにして今回の演奏会の曲目は決められたのでしょうか。これは私の推測ですが、最初、この演奏会後半のメインプログラムが「英雄」、そして最初の曲は、武満徹の弦楽オーケストラのための「死と再生」に決まったと思われます。これまで年1回のこのオーケストラの演奏会で、外山さんは短いながらも必ず日本人作曲家の曲を入れていました。さて、その武満徹の曲の後に何を入れるかが問題‥。いろいろ考えられた上で、近代ものでオーケストラの技量が発揮できるものとして、レスピーギの交響詩を選ばれたと思います。しかし、「ローマの松」「ローマの祭」では演奏会のメインになってしまいます。そこで叙情的な「ローマの噴水」ならば、武満徹の音楽の後に違和感がないということで、選ばれたのではないしょうか。



<映画が好きな武満徹の映画音楽の編曲版>


日本人で最も有名な作曲家の武満徹は子供の頃から大の映画好きで、洋楽、邦画を問わず年間200〜300本も見たそうです。映像と音楽が織り成す感覚の世界に興味があったようです。そして彼の手により100本近い映画音楽が生まれました。今回の演奏会で取り上げられたのは、1989年に制作された今村昌平監督の「黒い雨」の音楽の演奏会用編曲版(1996年)でした。その初演は1999年10月、スウェーデンのマルメで外山雄三指揮マルメ交響楽団により行われています。この曲は弦楽器だけで半音階的な響きを用いながら、悲しみのうねりを描いていく葬送の音楽です。第2ヴァイオリンから始まり、低音弦が続き、第1ヴァイオリンが加わって曲は進んでいきます。暗い中にほのかな叙情が感じられました。同じ調子で淡々と進行し、これといった盛り上がりがないまま静かに終わります。演奏時間は約8分半とのことですが、弦楽器だけで演奏し、起伏がないため、長く感じられました。



トレヴィの噴水<「ローマの噴水」と恩人トスカニーニ>


ローマ3部作の中で最初に作られた「ローマの噴水」は、レスピーギが37歳の1916年に完成し、翌年、ローマで初演されましたが、不評に終わりました。指揮者トスカニーニからミラノで演奏するための楽曲を提供してほしいと言われ、しまい込んでいたこの曲の譜面を見せます。トスカニーニは興味を示し、1918年に再演され、喝采を浴びました。トスカニーニは「ローマの祭」の初演を行ったことやローマ3部作を度々演奏し、録音してレスピーギの名を高めた恩人とも言えます。「ローマの噴水」はレスピーギがローマを訪れ、見てきた数ある噴水の中から4つの噴水を選び、その情景を印象主義的な手法で幻想的に描いた交響詩です。曲は切れ目なしに演奏される4つの部分からなっています。

《夜明けのジュリア谷の噴水》 牛の群れが通り過ぎ、ローマの夜明けの涼しく湿った霧の中へ消えて行く情景を描いています。第2ヴァイオリンのキーンという伴奏で始まり、第1ヴァイオリンがそれを引き継いだ後、爽やかな旋律がオーボエで奏され、クラリネットに引き継がれます。やがてテンポが少し速くなって、オーボエとチェロに牧歌的な旋律があらわれ、クラリネットに引き継がれます。

《朝のトリトンの噴水》 ローマ市内ベルベリーニ広場にある、ほら貝を吹くトリトン(半人半魚の海神)の像をかたどった噴水を描いたものです。トリトンとナイヤード(美少女の姿をした水の精)たちが、溢れる水の中で戯れる様子を描写しています。ホルンの強奏から始まり、管楽器、ハープ、ピアノ、鐘が呼応します。朝日に照らし出された噴水の雰囲気を、まばゆいばかりのオーケストレーションで表現しています。

《昼のトレヴィの噴水》 愛の泉の名で有名なトレヴィの噴水を幻想的に描いたものです。朝のトリトンの噴水の音楽が鎮まるとファンファーレ風の調べが起こり、「‥光輝く水面に、海馬にひかる海神ネットゥーノの馬車が、人魚とトリトンの列を従えながら通り過ぎる」様子を描いています。まず低音弦がさざ波のような音型を奏し、それに乗ってイングリッシュ・ホルンとバスーンに荘重な主題が現れます。この主題をクラリネットが引き継ぎ、金管に渡されます。次第に厚みと色彩を増してクライマックスを築いた後、徐々に鎮まります。

《黄昏のメディチ荘の噴水》 イタリアの名門メディチ家の歴史を秘めた噴水の辺で鐘が鳴り、小鳥がさえずり、木の葉がささやく、そんな夕暮れの様子が描かれています。 やがて曲のはじめの部分の旋律がヴァイオリンによって静かに奏され、消え入るように曲を閉じます。



<ローマ3部作のうち「噴水」は演奏効果の点では難しい曲?>


ステージ向かって左側から第1ヴァイオリン15、第2ヴァイオリン13、チェロ10、ヴィオラ10、その右手奥にコントラバス8とその数はやや変則的です。左にはピアノ、チェレスタが並び、中央のひな段は手前から木管群、金管群、その上段に打楽器群と通常の並び方でした。芸術大学のオーケストラとはいえ、熟練のプロではありませんので、管楽器の音色は洗練さが不足し、弦も厚みが足りず、美しい音とも言えません。金管だけが威勢よく鳴りましたが、ソロでは綻びが目立ちました。この曲は《昼のトレウ゛ィの噴水》ではクライマックスがあるものの、他の部分については、静かなところが多く、精妙な響きが求められるのですが、この演奏会での演奏は、残念ながら、それが不足していました。極論すれば、「ローマの松」や「ローマの祭」ならば、最後に盛り上がりがあり、勢いがあれば、それなりの演奏になるのでしょうが、「ローマの噴水」は演奏効果の点から言うと難しい曲と言えるかもしれません。興味深かったのは、生演奏を聴いて楽器の組合せが確認できたことです。この曲の最後のところで、初め、コンサートマスターと第2ヴァイオリンが同じ旋律を奏で、その間、第1ヴァイオリンは伴奏にまわるのですが、その後、今度はコンマスと同じ旋律を繰り返すのは第1ヴァイオリンになり、第2ヴァイオリンが伴奏にまわって、最後は静かに終わるのです。



ナポレオンへの献辞を破棄したスコア冒頭<「英雄」は交響曲発展の一里塚>


ベートーヴェンの交響曲第3番は、はじめナポレオンに捧げるつもりで書かれましたが、彼が皇帝の座についたので、楽譜の冒頭の献辞を破棄し、ただ「エロイカ(英雄)」と名付けた話はよく知られ、その逸話がこの曲を有名にしたとも言えるでしょう。しかし音楽史において「英雄」は、交響曲の発展の上で大きな一理塚となっています。その楽器編成は、ホルンが3本になった以外は古典的な2管編成のままです。(そのため、この演奏会の前半のプログラムの時に比べると、金管と木管がごっそり抜けて、ステージにはすっぽり空きができていました。)しかし、演奏時間が50分を越える規模であることや、より充実した響きを求め、従来、同じ旋律を受け持っていたチェロとコントラバスのパートを初めて分離した先見性など当時においては、まさに画期的なことでした。1803〜4年にかけて作曲され、最初の一般聴衆向けの公演は1805年4月、アン・デア・ウィーン劇場で行われましたが、聴衆は今まで聴いたことのない交響曲に当惑したと伝えられています。1817年の夏、ある詩人がベートーヴェンに「 あなたの交響曲の中でどれがいちばん好きですか?」と尋ねたところ、「もちろん《エロイカ》!」と言ったそうですが、まだ「第九」は出来ておらず、「英雄」は作曲者自身のもっともお気に入りの交響曲だったのです。

[第1楽章] ソナタ形式ですが、その規模の大きさや用いられている旋律的素材の多さは、当時としては、前代未聞のことでした。ベートーヴェンが交響曲第1番と第2番のはじまりで用いた緩やかな長い序奏はなく、曲は2つの強烈な和音で始まります。チェロが第1主題を雄々しく奏して、ヴァイオリンなどが受け継いで盛り上がります。続いてオーボエ、クラリネットなどの木管楽器がやさしい楽句を吹いて、ヴァイオリンを中心に強いリズムの旋律により盛り上がります。その後、第2主題がオーボエ、フルートなどでやさしく吹かれ、弦と対話するように進みます。弦楽器がしだいに力を加えて頂点に達します。次の展開部は拡大されているのが特徴です。これまで展開部は、長くてもせいぜい提示部と同じぐらいだったのですが、この曲での提示部と展開部の割合は3:5になっています。そしてその展開部では、はじめに第1主題、次にすぐ第2主題が展開し、それが交互に進みます。きわめて雄大なもので、対位法的に進む部分もあって、力強いクライマックスを築きます。その後、オーボエとヴァイオリンとチェロが新しい主題を厳粛に奏します。第1主題をはさんでこの新しい主 題が反復された後、ホルンが第1主題を吹き、弦は和音を奏でます。再現部は提示部を再現した後、提示部や再現と同じくらい長大なコーダに入ります。力強い頂点に達して楽章を閉じます。

[第2楽章] ハ短調で自由な三部形式を取り「葬送行進曲」と記されています。ヴァイオリンが最弱音で悲しい主題を奏し、弦楽器の伴奏は荘重な歩みで進んで行きます。そしてオーボエが引き継ぎ、悲しげな旋律を吹きます。ヴァイオリンがやや明るい曲想を奏しますが、すぐにはじめの悲しい旋律に戻ります。中間部は、ハ長調で明るくなって、オーボエが歌い、英雄の生前を偲ぶかのようです。第1部の主要主題が再現されますが、フーガ風に発展して悲しみが強くなります。最後に、木管楽器による葬送行進曲の旋律が再帰し、最後の別れを告げるかのように終わります。

[第3楽章] 弦楽器の速いスタッカートに乗ってオーボエとヴァイオリンが軽快な主題を歌って進み、次第に力強さを増していきます。中間のトリオは、ホルン3本を大胆に活用し、効果を与えていて、狩りの風景の趣があります。その後、はじめの主部が短縮されて反復され、最後に終結の主題を木管楽器が静かに奏して終わります。

[第4楽章] 2つの展開部を含む自由な7つの変奏で構成され、交響曲の終楽章に変奏曲が使われるのは、おそらく最初のことだと言われています。主題は1802年に作曲した舞踊音楽「プロメテウスの創造物」から採られた旋律ですが、非常に凝った変奏の手法が用いられており、最初、この主題は全貌を現しません。弦楽器の激しく速い序奏の後、弦楽器のピチカートで主題の低音旋律が提示され、それに木管が加わって進みます。第1と第2変奏は弦4部による穏やかな部分で、第3変奏から別に第2主題が加わり、オーボエが提示し、弦楽器やトランペットに受け継がれて進んで行きます。第4変奏は第1主題をフーガ風に扱い、次第に力を加えて行きます。軽快なリズムの第5変奏は第2主題による変化に富んだものです。第6変奏は低音の第1主題の上に新しい旋律が歌われます。第7変奏はやや長く、はじめはフーガ風で、最後は全合奏により力強く広がります。第8変奏はややゆったりとした運びとなり、木管楽器がのびのびと第2主題を歌います。木管とヴァイオリンの静かで叙情的な第9変奏から金管が加わり、再び力強さを示し、最後の第10変奏で、力強く第1主題による変奏が展開します。そしてコーダはプレストで高潮して堂々と曲は閉じられます。



<前半のプログラムとは意気込みが違う「英雄」交響曲の演奏>


「英雄」交響曲は前半のプログラムの演奏とはうって変わって意気込みが違い、冒頭のジャン、ジャンという音から違っていました。
外山さんは速いテンポで曲を進め、弦はよく揃い、充実した音を出していました。コントラバス8本、チェロ10本の低音は厚みがあり、高音、中音、低音とバランスよく音が鳴っていました。トランペットとホルンは音がざらついていたものの、力強い音が出ていました。木管はオーボエが繊細な音とは言えませんが、破綻なく、この曲の要としての役割は果たしていました。またティンパニ奏者は女性ながら比較的芯のある音を出していました。第2楽章はあまり深刻になりすぎることもなく、ほどほどに情感もあって聴かせました。小気味よいスケルツォの第3楽章の後、少し間をおいてから第4楽章が始まりました。外山さんの指揮するテンポは遅すぎず速すぎず、力強くもあり、交響詩「ローマの噴水」を演奏した同じオーケストラとは思えないような充実した音楽を聴かせてくれました。唯一ひっかかったのは、曲の最後のところです。外山さんは勢いに任せて一気加勢に突き進むことはせず、ホルンが吹かれるところで少しテンポを落して演奏させていました。そのため少し勢いが削がれた感じで曲は終わりました。ここはテンポを落とさず、突き進んだ方がよかったのでは‥と思いました。



外山雄三(1931- ) 愛知県立芸術大学の客員教授でもある。<外山さんのユーモアを交えた上手いお話>


拍手に応えてステージに出てきた外山さんはすぐにアンコールを演奏せずに、いつものように話を始めました。「朝比奈先生が以前おっしゃっていたのは、『君、ベートーヴェンの交響曲の演奏の後にアンコールをやってはいけないよ。ベートーヴェンの曲は、それでもう完成していて、その後に演奏する曲はないのだから。』というのが持論で、私もそう思いますが‥、私はセンチメンタリストでして、ベートーヴェンを聴いて元気よく外に出て交通事故にあってはいけないので、静かな曲をアンコールでやります。」と聴衆を笑わせた後、「グリーグの『過ぎし春』を演奏しますが、若い人には過ぎた恋、私のような歳とった者には過ぎし青春と、いろいろな思いで聴いてください。」と話を続けられました。外山さんが名古屋フィルの音楽監督だった(1981〜7年)頃がなつかしく思い出されました。マーラーの「千人の交響曲」など印象的な演奏会がありましたが、外山さんは中日ドラゴンズの応援のため、ナゴヤ球場で行われた野球の試合に名古屋フィルの金管奏者を引き連れて行くなど、地元に名古屋フィルを根付かせようと頑張っておられました。それから地元名古屋の民放テレビに名古屋フィルの演奏の番組があったのですが、そこでの外山さんのユーモアを交えた上手い解説は印象に残っています。



<心に染み入るグリーグの「過ぎし春」>


さてアンコールのグリーグの「過ぎし春」ですが、これはドイツ語訳からの再訳で、ノルウェー語の原語では「春」とのこと。(でも「過ぎし春」の方が曲想に合ってると思います。)原曲は独唱曲ですが、一般的には弦楽編成のオーケストラにより演奏されます。第2ヴァイオリンとヴィオラが常に2部に分かれる他、第1ヴァイオリンとチェロも2つに分かれることがあるようです。最後の方でコントラバスが入って厚みが増します。演奏は高弦に今ひとつ美しさがあれば‥と思いましたが、そのしみじみと心に染み入るような旋律に心が動かされました。


(2008.01.22 UP)



《参考にしたCD》

♪ 武満 徹: 「葬送の音楽」(「黒い雨」より)
☆ 岩城 宏之(指揮)オーケストラ・アンサンブル金沢
[JVC PRCD‐5281]

♪ レスピーギ: 交響詩「ローマの噴水」
☆ アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)NBC交響楽団
[RCA BVCC‐9935](1953年3月17日モノラル録音、カーネギーホール、ニューヨーク)
☆ ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[RCA BVCC‐5041](1973年4月25日録音、スコッティッシュ・ライト・カテドラル)
トスカニーニ盤は、定番として有名ですが、デッドな録音なので、DSPで補整して聴くと響きが豊かになり楽しめます。オーマンディ盤はフィラデルフィア管弦楽団の色彩豊かな音色と情感豊かな表現に聴き惚れてしまいます。

♪ ベートーヴェン: 交響曲第3番変ホ長調 Op.55「英雄」
☆ ウイルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
[EMI CDH7 630332](1952年6月26〜27日モノラル録音、ムジークフェラインザール、ウィーン)
☆ エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)ロシア国立交響楽団
[TRITON DICC‐26048](1998年4月13〜17日、モスクワ)*「英雄」第2楽章 葬送行進曲
フルトヴェングラー盤は、数あるこの曲の演奏で最高峰と言われるものです。ライブの熱気こそありませんが、気宇壮大な音楽がここにあります。この時代、ウィーン・フィルのオーボエの音色は絶品でした。スヴェトラーノフ盤は、「哀〜Sorrow」というタイトルのCDに入っている葬送行進曲なのですが、21分にもなる遅いテンポにより、哀しみと寂漠感が漂う尋常ならざる演奏です。

♪ グリーグ「過ぎし春」Op.34
☆ セルゲイ・クーセヴィツキー(指揮)ボストン交響楽団
[RCA BVCC‐37340](1950年11月29日録音、シンフォニーホール、ボストン)

 
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